日常

しがない生活

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年末を恨む日が来ると思わなかった。毎日やらなきゃいけないことが少しずつ終わらなくて、休みの日はとっくに休みの日じゃなくなっていて、ついに追いつかない状況がやってきている、ような気がする。年末が邪魔をしていて、それまでにと打ち合わせを立て続けにいれなくてはいけない状況に陥っている。忙しいのはこちら以上に上司なのだが。朝から晩まで働いて、また早朝から家を出て晩まで働く。国全体が休みのような連休が来ないと休みがない日々に、どれほど追いついていけるかが勝負になってきた。「健康」でいること。ほぼ毎日のように栄養ドリンクと頭痛薬を飲んでいる。健康って、難しい。

酔った勢いで大工さんにたくさん質問した。この約1年、疑問に思っていても誰にも聞けなかったことは、全部そうだった。「若い君がやらなきゃはじまらないよ」と、そう言ってくれた時に、「今の自分じゃ無理だな」と思ったことが全てだと思う。成長したい。できるようになりたい。変えたい。チープにしちゃ、いけない。電話口1番に、リフォーム会社のって、言いたくない。

「君はちょっと人を見下してる感があるよね」と言ってくれた職人さん。社外の人に言われてしまうと、その酷さを感じた。実を言うと、一番と言っていいほど気をつけていた。だから心当たりもなかった。もっと、と言われて、もっとか、となった。難しい。難しいな。

小学校、中学校、高校、大学、いつだって誰かに「調べてわかることを聞くな」と散々怒られてきた。怒られるという経験は、怒られる数が多ければ多いほど、その内容は絶対的守秘義務となる。そしてその内容をできてない誰かがいると、「どうして怒られないんだろう」「どうして許されているんだろう」もしくは「調べてわかることを聞くなよ」などと経験どおりに思ってしまう。これが原因だと言われてしまったら、自分は自分の経験たちをすべて疑ってかからないといけなくなる。そういうことか。

仕事ができているのか、できていないのかわからない。良くも悪くも比較対象がいない。他所の同級生よりは働いているはずなのにはるかに少ないボーナスとか、よくわからない連休があるとかないとか、そういう会社媒体の点ならいくらでも比較はできるけれど。

自分を殺して、出来ることをできる限りやって、いろんな人を敬って。さて、働こう。