日常

しがない生活

続いていく日常

ずっと引きずっていた日々をあっさり捨ててしまった。捨ててしまったというか、消えた。未練というよりは、あの人のことが好きだった時間に憧れを捨てられず、楽しかったなあとか、こういうところが好きだったよなあとか思い出しては切なくなっていたのに、あっさりとなくなった。絶対にスミカが好きなあの彼女より自分の方がいい女だろ、と思うし、手つなぎながら散歩して深夜に閉店した不動産屋の前でどの部屋にするか笑い合って帰ったことも忘れないけれど、もうどっちでもいいやと思った。もうかれこれ5年くらい(もうそんなに経つことにびっくり)もやもやしていたのに、ぱっとこうなった。それくらい、この間出会った彼の力はすごい。

絶対に3年で辞めてやる、、、!と意気込んでいた会社は続けてみることにした。やめて次にいくことももちろん良い選択肢だと思うが、続けることもよいと思った。さらに、なんか、変化を与えられているのじゃないか、、、?と思える瞬間が何度かあって、それならもう少しツンツンやりたい。そしたらいいことが絶対にある。そんな気がするので、続けてみることにする。

続けるといえば、二級建築士の勉強を3年続けてみた結果、受かった。なんとだよ。もう2年目で建築ごと辞めてやる!と意気込んだ私、1か月後、様々な人々に引き留めていただいて、叱咤激励いただいて、ぐずぐず続けてみたら受かっちゃったの、なんだよ自分。ツンデレかよ。ってなっちゃったよ。続けてみるのも、いいね。頑張れるだけ頑張るのもいいよ。きっと。うん。(都合のいいやつ)

26歳になることに驚きを隠せない。おや?と思った。こないだ改めて考えてみて、26か。となった。20歳の私から6年もたつらしい。びっくりびっくり。まだまだ精神年齢が追い付かないなか、甘えられる年齢じゃなくなってきたことに焦る。新卒が入ってくる。ああ。怖い。でも、自分でできるようにならないと、わかるようにならないと、外にでたら、やーい!って言われちゃう。

 

続いていく。日々が。ライブハウスを卒業するかもしれない。27歳まであと1年。平凡な日々を愛すのみ。

 

0531

生きてるだけで勝ちなんて、本当だろうか。こんなことならとっとと死んでしまった方がいいのでは無いかと思う。消費されている、という感覚はいつまでも消えず、誰にもほんとうの理解なんてされないまま、誤解を生み、喜怒哀楽に翻弄され、疲労し、気力も金もなく、倒れ込むように寝る日々に、いいことなんていらないから、終止符を打ちたい。仕事を変えたってどうせきっと一緒で、多分何も変わらない。もういい。いいことなんてない。

0525

友達のブログを読んで死にたくなった日があった。というかあれからずっとそれは続いていて、あーもういいかな。って思っちゃっている。それを書いた友達に失望した!とか、変わってしまった!とかそんな知らんがな案件ではなく、共通言語というところに多分引っ張られている。それを読む数日前に、ある人間にアメコミ系SFを見ろと、メジャーどころはやっぱりおもろいぞ、と何度目かわからないそれを言われた私、「興味ねえ」の一言。いやほんとに興味ねえんだから仕方がない。という出来事が続いてしまった最近、世の中ではジェンダーレストイレがどうの、LGBTQがどうの、多様性がどうの、と言っている。もう意味がよくわからない。耳に入ってくるだけで疲れてくる。誰かの普通とか一般とか、多数大勢とか、好きとか嫌いとか。なんかそんなのにこんな歳になってもまだ参加しなきゃいけないならもういいな。と、それらを文字で見たことにより思ってしまったんだようなーと予測している。

最近ほんとうに色々なことがよくわからない。

0515

今日は給料日。やったー!

昔のブログを遡って読んでみた。言うて2年くらい前のそれ。恐らく大学生。違う人が書いたのか?と思うくらい笑える文章が綴られていた。大学を卒業した時のブログには、変わらないと書いていた。変わらずに、慣れていくだけだと。

2年経って言えるのは、だいぶ変わるな、ということ。それは自分だけじゃなくて、みんなそう。あいつ前だったらこう言ったなーとか、そんなこと言うんだ、とか。退化も含めて、みんな進化している。そんな自分は受け入れと諦めが上手になった。

自分の判断次第で全部進むということは、自由と一緒に責任を伴う。もうやるしかない。

0510

あー、自分のためには使われなかったそれらは、彼女のためには使われるのか、なるほど。と思った。その話をすると彼は途端に機嫌が悪くなる。面白いくらい話したくなさそうにする。自分から始めたのに。それは私への罪悪感を感じながら、でも認めたくない、というものからなのか、それとも、ただの私への威嚇なのか。それはわからない。ただわかるのは、あの頃の私より彼女がそうだということだけ。それを突きつけられている、それだけ。

別に今更掴みかかったりしないよ。そういう面があるのを知っている。もうあんな気持ちになるのは懲りごり。本当に懲りごり。

未練や恨みはない。ただ傷が残っていて、みんなもそうなように、自分もそう思っていたほど傷は浅くなかった。残った傷がそれらをかする出来事が起こるたびに痛んで、忘れさせてくれない。美化もされない。まだ二十歳だった時の思い出に、5年も経って尚苛まされる。誰にもわからない話なので、誰にも言わない。若かったとか青いとか、そういう言葉でまとめられない思いがまだふんわり漂っている。たぶんそれは、悔しさに近い。

0503

「会社休み」というのはこんなに安心できるのかと思う。全部がストップしていい期間。現場も商社も同僚も。やらなきゃいけない仕事はまだ残っているし、やらなきゃいけない課題もまだまだ残ってる。それでも一旦考えなくても許される時間。幸せすぎる。土曜日までは許してもらう。

なんとなく全体的に慣れたという感覚がある。怯えが減った。ああ、どうしよう、という感覚が、仕方がない、という感覚に変わる。なんとかなる。する。

パッと判断するようになった自分にびっくりする。

久しぶりに喫茶店にいる。落ち着く、

0422

季節が変わって、星が見えなくなった。

ありがたいことに仕事が増えていく。持ち場の仕事、他部署との仕事、友達とやる仕事、知り合いとやる仕事。色々な記憶に私が刻まれていく。もう満足すぎている。

同期の愚痴を聞いていた。するとややこしい案件が自分に回ってくる理由に納得がいった。やるしかないんだなと思った。眠気が一周まわると今度は眠れなくなる。天邪鬼すぎる。

だいぶ前に頼んだレコードが届かない。輸入だからなのか、Amazon出品者だからなのか。わからない。ただ、もう少し待ってみるとする。

相変わらず勉強ができていない。ただ、図面を描く能力とスピードは確実に上がっている。素晴らしいなと思う。対応している。進化している。退化よりだいぶマシだ。

名前が一文字違いの人に出会った。見た目も仕草も、全部正反対のような人だった。近くにいた同期に、一文字違うだけでこんなにも変わるのか、と嫌味を言われた。自虐ネタ合戦の開始である。全然楽しい。別に彼女がなりたい姿じゃない。クワイエットルームへようこその蒼井優になりたい。

明日は早起きして自分の仕事をやる。そうする。珍しく、GWに楽しみすぎる予定が入った。約1年ぶりの再会。

また、ああ、やっぱり変わらないねって笑えるだろうか。