日常

しがない生活

0612

貸した金はまじで返ってこないという話。

世間一般からしたら大した額ではないんだろうけれど、社会人2年目一人暮らし勢にとっては大した額を友達に貸した。まじで困ってたのでまじで貸して、給料日が来たら返すといった内容を含んでいたのもあり(約束はしてない)、いつもお世話になってるし、友達長いし、こいつなら返してくれるだろうという見込みもつけて、貸した4月。

さて、2ヶ月が経った。

学費を払ったがためにすっからかんになってしまったATMをみて、だっさいけど催促をした先月末。会うにも休みがねえので振り込んでくれと頼んでみた。さらに保険も降りて色々諸々返ってきたという話も聞いていたので頼んでみた。

さて、2週間が経った。

連絡は(こちらからしないと)ない。返信が来たとしても金は返ってこない。さらには「振込がむずい」と言い出した。

感想は「ウケる。」

からの冒頭に戻る。

いやいやもうちょっと待ってやれよ〜、という話ではあると思うけれどそんな状況でもないこちらもこちらである。もう諦めて次の給料日を待っている。金がねえって、もともと余裕のない心からさらに余裕を削り取っていく。銭ゲバ誕生である。

仕方がないが、給料日はあと三日後。まあなんとかなるし、なんとかするしかない。そんなことよりもいい経験になった。

やっぱり人間なんて信用するもんじゃない。

最近ひとりだなーと思うことが増えた。この人間ピラミッドの最下層からはじまる逆ピラミッドのこれまた最下層にいると、同じラインにいる人間がいない。どん底の真っ暗闇なのに夏が近づいていて外は夜でも黒くならなくて、さらにひとりというのを感じる。

デスクの引き出しの中のイブA錠は日に日に消えていくし、すぐに効く!と謳いながら、日に日に効かなくなってきている気がする。

話を盗み聞きする限り自分より仕事量の多そうな人間がパソコンを置いて毎日さっさと帰っているのをみて、もしかすると仕事がゲロ遅なのかもしくは丁寧にやりすぎているのかもしれないと思い始めると、今度はどうせ終わらんし、とちんたらしてしまうようになった。いっけねえ。

遅刻の時間で毎日出社してくる一年目とか学校なのでとしゃかしゃか帰らせてもらってる新人とか、目に入ってくるもの全部嫌になる。余裕がない。許せる心がない。自分さえも許せないのにいったいどうやって許せというのか。わからない。

いつまでもこうやって子供染みていて心の狭い人間でいられたら、いつか世界中から見放されてぱっくりぽっくり死んだことさえカウントしれなくなるだろうか。

それがいいな。27歳まで、あと3年。