日常

しがない生活

7/11 再

7/11(日)再

 


なんとなくスピッツを聴いている。完全に初夏のバンドに認定してしまった。聞いていておもうのは昔に行けば行くほど好みだということ。新しい年を迎えるたびに、好みがどんどん昔に昔に遡っていく。今にない不器用と未完成が詰まっているような気がする。それがいい。


鞄を真っ白にして、ワークパンツも真っ白になって、手はベトベトするし化粧なんて気にしてる間もない。オフィスレディ、なんて呼ばれる筋合いはない。オフィスレディを嫌悪しているわけじゃなくて、なりたいのかどうかというところであって、自分はなりたくないというだけの話。椅子に座って、パソコンに向き合って、綺麗な洋服に綺麗なお化粧をして、カッコいい美しいお姉さんにはなりたくないし、なれない。どこでも、現場の人間でいたい。汚れるのも怪我するのもオールオッケー。


セクハラやパワハラにもへへへと笑っていられる。怒れない。怒らない。溜めるだけ。ダムのように溜めるだけ。だめだよそんなヘラヘラしてたら!って言われたけれど、そうするしか術を知らない。笑っていたら終わる話を、終わらせないようにするその時間がもったいない。大丈夫。守ってはくれなかったこともスルーできる。大丈夫。まだ、大丈夫です。