日常

しがない生活

歳をとること

 

歳をとればとるほど自分の歳より低い人の誰よりも偉くなるのかな?と思うことがたまにある。たとえば、お年寄りはどうぞされるのが当たり前だと思い込み、そして順番を平気でさらりと抜かす。優先座席はお年寄りしか座っちゃいけないみたいな雰囲気を醸し出しているし、大声で喋っていても誰もなにも言わない。もちろん全員がそうだなんて言わない、ごく一部の人間だけ。自分より歳をとっているからという理由で偉そうにされて、それだけで(生きてきたという事実にたいして)尊敬しないといけないというのは、よくわからない。それじゃあ、息してるだけで偉いなんていうわけのわからない流行り文句と同じになってしまうんじゃないかと思う。身内ならわかる、その人がどんなふうにして生きてきたかを知っていたら話は別だけれど、今日初めて会った、知らない自分より年上の人、は敬えない。人間と人間でしかないよ。

 


と、バスに並んでいたら抜かされて思いました。他人にも知り合いにも「こいつならいいだろう」と思われやすいらしい。じゃあそれでいいか。